書籍詳細

クリックされた本の詳細は、このページ内に御座います。

-1 子どもより古書が大事と思いたい 鹿島 茂 装丁 高麗隆彦 1949年横浜生まれ 東京大学人文科学研究科 19世紀フランス社会と小説  共立女子大教授
はじめに
19世紀フランスのロマンチック本というジャンルの挿絵本と遭遇 「パリの悪魔」木口木版 図書館の予算で購入 
事物としての古書の存在感 扉に図書館の公印がぺったりと押されたその本は、あきらかに何者かをうしなっていた。
あとがき
初版本や限定何部ということだけに価値を見出す愛書趣味の世界の住人ではない。ただ、コレクターであることは認める。コレクションというのは、愛情の表現であると同時に嫌悪の表現でもある。何を選択し、なにを排除するか、それが、すべて自分だけの好悪の基準でできること、コレクターにとっての最大の快楽はここにある。コレクションというものが、この世に存在そているものを集めることで、この世にまだ存在しない「なにものか」を作り出す行為なのだから。コレクターは、有限の楽園を去って、無限の荒野にさまよいだす。
「ユリイカ」1994・1−12連載した「モロッコ皮の匂い」 装丁、挿絵、紙、版画印刷技法などにも記述を心がけた。

 

12-2 植物力 人類を救うバイオテクノロジー 新名惇彦 
私たちの身体は地球からの借り物でできている。炭素だけでなく、酸素、水素、窒素もみな循環している。
10円を年利3%で1000年たったらいくらになるか。約70兆円。そんな経済活動が続くはずがない。
世界の穀物生産量は1990年から2002年の間でほとんどかわっていない。
表土流失と地下水の減少のため、アメリカの農業が危機的な状況に陥っている。
中国の河川問題は他人事ではない。水は圧倒的に不足しているのだ。
イネが本州から津軽海峡に渡るのに100年かかっている。
遺伝子組み換え技術が危機を救う。 
-
-
-
-
-
-
-
 はじめに本がある。本には言葉がある。
こすもすショップトップ       こすもす古書店トップ       戻る